みちるです。
私は元・非嘔吐過食症になり、浮腫んだ顔・太った姿を見られたくないという思いから鬱っぽくなり、大学を休んで引きこもりがちになって人と話すことも怖くなってしまった暗黒期がありましたが
過食症を克服する過程で自分の良さを伸ばすことができ、今では「太陽みたいだね」と言われるほど明るく元気になりました🌞
そのお陰で仕事でも成果を出すことができ、年収が2倍になったり、ご縁に恵まれたりと良いことがたくさんありました✨
今回は、非嘔吐過食症が原因で性格まで鬱っぽくなっている方に向けて記事を書きます。
過食と鬱状態の関連
まずは、過食と鬱状態がどのように影響し合うのかを見ていきましょう。
ストレス
過食と鬱状態には、ストレスと感情が深く関わっています。
過食症になる人は、性格的に責任感が強く優しい傾向にあるためストレスを自分で抱え込みやすく、その解消方法が「食べること」になりやすいです。
過去に自分に厳しく食事制限した経験があるからこそ、食べることは多くのドーパミンが分泌されて快感を感じますし、
過食であれば人に迷惑かけることなく自分でストレスを解消できるので、自分の心を守るツールとしてとても良い手段なのです🪄
過食をすることでストレスから心を守っているので、過食を抑えようとするとそのストレスが処理できなくなってしまい、鬱っぽくなることがあります。
体型の変化と精神への影響
過食は体と精神にも大きな影響を与えます。
例えば、過食によって摂取された大量のカロリーは体重の増加に繋がり、これが自己評価や自尊心の低下につながります🌀
それだけでなく過食後は消化に大量のエネルギーを使うことになるので、強い倦怠感を感じて1日中動けないこともあります。
実際に私も、過食した後は何もやる気も起きなくて、1日中家に引きこもってベットの上で何時間も過ごしていたことがありました。
そして寝る前に「今日も何もできなかった・・・」と後悔し自分のことを責めていました。
孤独感の増加
過食症が原因で孤立感や孤独感を感じることがあり、これがさらなるストレスや精神的な負担を引き起こし、過食や鬱状態の悪化につながることがあります。
実際、私は急にご飯に誘われることが本当に嫌でストレスで、誘いを断ることが多々ありました。
「今日過食したし夜は食べないでおこう」と思っているときに誘われてもストレスでしたし、
「今日は過食したい」と思っているときに誘われれてもストレスだったので、結局家に引きこもり孤立感を感じることがありました。
そういうことが積み重なった結果、周りに上手く馴染めず・・・大学の卒業式も欠席したほどでした💦
自尊心の低下
過食症が辛い理由第1位は自尊心の低下と言っても過言ではないかもしれません。
自尊心の低下について、具体的に3つの要因に分解して説明します。
自己評価の低下
「痩せたいと強く思っているのに過食してしまう」という矛盾した行動をし続けることよって自己評価が低下し、何事に対してもネガティブな感情を抱きやすくなる傾向があります。
自分は悪くないのに自分を責めたり、自分自身だけでなく他人に対しても否定的な考えを持つことが多くなり
心の状態が不安定になり、過食や鬱状態の悪化につながる可能性があります。
外見への不安
過食症の方は、自分の体型や外見に対して、ほかの人より強く否定的な感情を抱きやすい傾向にあります。
一般的に見たらそこまで深刻に悩むほどまでは太っていないはずなのに、非嘔吐過食症になる人は体型と自分の価値を強く紐付けやすいため
「食べたら太る」という不安が過食や鬱状態を悪化させる要因となります。
他者との比較
SNSが普及したことによって、他者と比較しやすくなり、それが過食や鬱状態を悪化させる要因となることがあります。
私は、過去に12年間新体操をしており周りと比較して自分の価値を定める癖がついていたため、
大学に入学して自分より優秀で可愛い人たちを見たり、友達が楽しんでいる姿をSNSで見るたびに自分を卑下してネガティブになる→過食、というパターンがよくありました。
克服方法 ①心理的アプローチ
過食や鬱状態を克服するためには、心理的にアプローチすることが最も有効です。
カウンセリング
カウンセリングは、過食や鬱状態を抱える人々には大変おすすめです。
過食克服経験者に話を聞いてもらったり助言を受けることで、自己理解が深まり、自分の取り扱いスキルが向上します。
また、過食症に対して理解がある人に話を聞いてもらうことで、感情の理解が深まり健康な心の状態を回復させるための支援を受けることができます。
私はInstagramにて過食克服の情報発信をしたり無料相談を受け付けておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
instagramリンク→ https://instagram.com/michiru_chaan
ポジティブ思考の育成
ポジティブな考え方や感情を育むことで、自己評価を向上させ、ストレスや不安を軽減することができるため、過食と鬱の克服にはとても効果的です。
この思考を養うために最もおすすめなのが「瞑想」です。やり方は、また次回の記事で解説します。
ストレス解消
過食のトリガーの大半はストレスに関連しているので、食べること以外でストレス解消法・リラックス方法を持っておくことはとても重要です。
私のおすすめは「ホットヨガ」と「サウナ」です。
特にホットヨガの効果は抜群で、もう7年以上も継続しています。食べること以外で、楽しいことを見つけるためにも、まずは興味があるものを片っ端からやってみてください。
克服方法 ②生活習慣の改善
過食症になると、夜中に過食をして昼夜逆転になってしまうことがあります。
そうすると、精神・肉体共に健康を維持することが難しくなり、生きること自体が苦しくなってしまうかもしれません。
それを防ぎ、自分らしくいるためにも、以下のことは想像以上に大切です。
健康的な食事と適度な運動
まず、バランスの取れた健康的な食事と適度な運動を取り入れましょう。
これは、過食症を克服することのみならず、人生を充実させるために必要です。
おすすめの健康的な食事法は、シンプルで、「頭でカロリーや栄養について考えすぎることをやめて、体が求めているものを食べる」ことです。
自分の体は、今必要なものをよくわかっています。自分の体と心が求めているものに正直に従ってみましょう。
それがわからない人は、まず「小麦・砂糖・添加物を控える」ことをしてみてください。そうすると、徐々に自分の心と体の声を聞けるようになっていきます。
睡眠と規則正しい生活
十分な睡眠を確保することで、細胞の修復と心身のリフレッシュができ、精神的な安定感が増します。
また、規則正しい生活リズムを保つことでストレスや不安を軽減し、健康的な生活習慣を維持できます。
まず、朝にカーテンを開けて太陽の光を浴びることから始めてみましょう。
過食症や鬱状態を克服する道のりは決して簡単ではありませんが、適切な対応を1つずつ行なっていくことで必ず克服が可能です。
ここまで読んでくださったあなたも、たとえ今が辛くても諦めずに自分と向き合えば必ず過食を克服できます。今回の記事の中で何か1つでもいいのでできることに取り組んでみてください。