みちるです。
私は、昔は新体操で厳しい食事制限をしてガリガリだったのに、その反動で過食症になり食べても食べても満足できなくなって、しまいには砂糖や冷凍パイシートまで食べ出すようになって苦しんでいました。
しかし、そこからダイエットに対する向き合い方・思考を根本から変えていったことで、少しずつ過食症状が改善され、過食が治っただけでなく、生きやすくなって人生まで良くなりました。
今回は、「食べても食べても満足できない」現象を和らげるための方法について書きます。
食べても食べても満足できなくて苦しかった話
私は、小学生から12年間にわたって新体操に励んでいたため「痩せていなければいけない」という強迫観念に近いものを持って育ちました。
たしかに、新体操の世界ではスタイルが良くないと勝てないし、スタイルが良いだけで一気に上手に見えるので、私も痩せていることの価値をよくわかっていました。
(左の写真が新体操をしていた頃、右の写真が過食で太ったお腹です。)
だからこそ、過食をして太ってしまった自分に価値はないと思っていました。
「昔みたいに自分に厳しく管理すればできる。」「昔できて今できないなんてはずはない。」と思い、【○日までに○kgになる!】と紙に書いて、それを壁に貼り、何度も、期限までに痩せようと試み
キャベツだけ、りんごだけ、ヨーグルトだけ、といった部類の「〜だけダイエット」は大体試したし、それでもダメだったので「お金をかけてみれば頑張れるかも」と思い、DHCのファスティングダイエットにも手を出したこともありました。
でも、制限をしたあとはそれがストレスとなったり、「制限したしちょっとくらいいいよね」と思ってしまってお菓子をひと口食べて、結局、過食をしてしまって
まさに、負のループでした🌀
痩せるためには食べるものを減らしてそれ以上に運動する、という方法が常識だと思っていたので、痩せるためには制限が必要だけど、結局過食してしまうし・・・
という状態で、もう何をすれば良いかわからなくなっていました。
なぜ満足できなかったのか
そういう失敗を何度も何度も繰り返しいくうちに、あるときこう思ったのです。
「何度強い意志を持ってやっても失敗の繰り返しだから、このまま同じやり方をやっていても絶対に治らない。
そもそも、食べたいものを我慢して他のもので代用しても、結局食べたくなってコンビニへいってしまっている。
結局、その食べたいものを食べるまで満足できないんだから、我慢して他で代用して食べた分が無駄すぎない?ただ余分にカロリーを食べて、胃を大きくしているだけじゃん・・・?
我慢してもどうせ食べるんだから、だったら先に食べたいもの食べた方がよくないか?」
と。
そこから徐々に、「無理に我慢せずに食べたいものから食べる」という方針に変えていきました。
今まで我慢すること=正義だと思って育ってきた私にとって、このように変えるのは、結構勇気のいることでした。
ですが、今までのやり方では治らないことはわかっていたので、お腹を満たすことよりも感情を満たすことを大切にして食べるように変えていきました。
そしてそれを続けていくうちに、買う段階から「どれを食べれば自分が満足しそうか?」を考えながら買えるようになり、少しずつ、心と体の声を聞けるようになり
「本当に食べたいものを食べる」ということができるようになっていきました。
どうすれば良いのか
まず、先に食べたいものから食べるように意識してみてください✨
何かを我慢すれば、後で必ずその反動がきます。
たとえば、あなたも、怒り・悲しみをその場で抑えたとしても、1人になったときにブワッと涙が出てくきた経験を体験したことがあるのではないでしょうか?
それと同じように、本当の感情をその場では抑えつけたとしても、完全に消えることはないので、後々大きな反動になります。
その反動のエネルギーを、何か良い方向に昇華させることができれば良いのですが、過食に関しては、「食べること」を我慢するわけなのでその解消方法が「食べる」になるのは当然のことです。
だからこそ、本当に食べたいと思うものを先に食べた方が、あとで反動もこないし、何より早い段階で満足しやすくなります✨
今まで、食べたいものを我慢することが当たり前にしてきた方が、食べたいものを我慢せずに食べるようにすることは勇気がいることかもしれませんが、
まず、今日このあとぜひ「あなたが最も食べたいもの」を食べる選択をしてみてください✨
それがたとえハイカロリーのものでもOKです。自分の感情に気がついて認めるということをしてあげてください✨
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
このブログを読んでくださっているあなたの未来が少しでも良くなりますように✨